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ミルモくんの健康情報~脂肪肝について~

私たちは食事から脂質や糖質を摂取します。吸収された脂質や糖質は、肝臓へと送られ、脂肪酸とグリセロールに分解されます。この脂肪酸とグリセロールが消費されず、肝臓に蓄積される状態が続くと「脂肪肝」となります。
日本人の食生活が変わったことにより脂肪肝になる患者が増えています。
それこそ現代は日本人の4人に1人が脂肪肝であると指摘されています。脂肪肝には明確な症状が少なく、いずれも血流の状態が悪くなっていることに起因する症状が多いです。痛みなどは無いですが、疲れやすい・肩や首がこる・頭がぼーっとするなどの症状が表れる場合があります。
脂肪肝の原因は、以下に示します生活習慣に関するものが考えられます。

糖質と脂質の多い食事

日本人の脂肪肝の多くは飲みすぎよりも食べすぎによるものが多いです。米のみならず、酒、果物、揚げ物にも糖質が多く含まれています。こうしたものを減らし、緑黄色野菜、海藻類、豆類を中心とした食事が、脂肪肝や血液状態の改善につながります。

運動不足

運動習慣を持たないと一日の消費エネルギーが低くなり、それにより無駄な脂肪が蓄積されていきます。

ダイエット

過剰に食事を減らすダイエットは、体が飢餓状態となることで逆に脂肪肝を進行させる場合があります。

脂肪肝が気になる方は、定期的な健康診断(血液検査)や超音波検査を受診する事で、血液や脂肪肝の状態を確認できます。正確な情報に基づいて、糖質や脂質の少ないバランスの良い食事を心掛け、適度な運動を行うことで脂肪肝を改善していきましょう。

 

おすすめ健康レシピ
※PDFファイルです。
(資料提供:JA熊本厚生連)

健康情報

ミルモくんの健康情報~甲状腺疾患について~

甲状腺疾患とは

甲状腺は首の前面に位置する器官であり、主な疾患はバセドウ病や橋本病、亜急性甲状腺炎、甲状腺がんなどがあります。
甲状腺の機能が亢進する(必要以上に活発になる)か、低下するかによって現れる症状は異なり、治療方法も病気や症状により異なるため、気になる症状がある場合には早期に医療機関を受診することが大切です。
今回は甲状腺機能亢進症(バセドウ病)と低下症(橋本病)を中心に話をしていきます。

原因

甲状腺機能亢進症と低下症は、免疫の異常が発症に関与することが推定されており、喫煙やストレスなどをきっかけに症状の悪化がみられることもあります。

症状

甲状腺機能が亢進する場合は、
①動悸 ②多汗 ③体重減少 ④下痢 ⑤疲れやすさ ⑥眼球の突出 ⑦暑がり ⑧いらいら感 といった症状が主に出現します。
甲状腺機能が低下した場合は、
①元気のなさ ②抑うつ気分 ③便秘 ④皮膚のかさつき ⑤腫れぼったさ ⑥体重増加 ⑦疲れやすさ といった症状が主に出現します。
また、甲状腺疾患では甲状腺が腫れて大きくなることがあり、他人から首が腫れぼったくみえるなどの症状が指摘されることもあります。

検査・診断

甲状腺疾患では甲状腺機能の異常を示すことがあるため、血液検査を通して甲状腺関連のホルモンを測定しますが、自己免疫疾患を原因として病気の発症が引き起こされていることもあるため、自己抗体の測定も同時に行います。また必要に応じて、超音波など画像検査も行います。

治療

甲状腺疾患の治療方針は、原因疾患によって大きく異なります。甲状腺機能亢進症の場合にはまず投薬によるコントロールを行い、場合によっては手術療法やアイソトープ療法が選択されます。低下症の場合には、甲状腺ホルモンの補充療法が選択されます。

気になる方は

甲状腺疾患について、機能亢進症及び低下症を中心にその概要や原因、治療などについてお伝えしてまいりました。少しでも気になることがあれば、早めに医療機関を受診することをお勧めします。

最後に、厚生連診療所でも甲状腺関連の血液検査や超音波検査を行うことができますので、お気軽にご相談ください。

 

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※PDFファイルです。
(資料提供:JA熊本厚生連)

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ミルモくんの健康情報~膵臓がんについて~

膵臓は、おなかのみぞおち辺りで胃の裏側に位置し、血糖を調整するホルモンであるインスリンや消化液の一種である膵液を分泌する臓器として働いています。膵臓がんの死亡数は、国立がん研究センター2021年の報告によると、がんの部位別死亡数で男性4位、女性3位と上位に占めており、近年増加傾向で死亡率が高いがんの代表であり、進行が速いため早期の発見と迅速な治療判断が重要といわれています。
しかし、膵臓がんは早期の状態では、自覚症状がほとんどないため、なかなか発見することが難しく、進行してから腹痛、体重減少、背部痛、黄疸等で気づく場合が多く、また、糖尿病の血糖コントロールが急に悪くなった時など膵臓がんを発症している場合もありますので、糖尿病を治療中の方は特に要注意です。

膵臓がんの危険因子

危険因子が多いほど膵臓がんのリスクが高くなります。
・血縁者にすい臓がんを発症した人がいる。
・喫煙者、大量飲酒をされる方、肥満者。
・慢性膵炎や糖尿病の既往がある方。

早期発見に向けて

膵臓がんは早期発見が難しく、見つかったときにはがんが進行し、他の臓器に転移している場合が多いため、人間ドックや健康診断を毎年受け早期発見に努めることが重要です。
また、数ある検査のなかでも腹部超音波検査は、膵臓がんの間接所見(膵管の拡張や膵のう胞)の発見に有効であり、年に1回は健康診断等で受診することをお勧めします。
さらに人間ドックでは、腫瘍マーカー検査などオプションで受けられる場合もありますので40歳を過ぎたら人間ドックの受診もお勧めします。
JA熊本厚生連では、施設内の人間ドックに腹部超音波検査が含まれており、また、腫瘍マーカー検査をオプションで受けることができますので、ご利用をご検討下さい。

 

 

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※PDFファイルです。
(資料提供:JA熊本厚生連)

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ミルモくんの健康情報~深部静脈血栓症について~

深部静脈血栓症について

深部静脈血栓症とは、脚や腕などにある筋膜の内側で、筋肉の中にある深い部分を走行する静脈の中に血の塊(血栓)が発生し、静脈閉塞を起こす症状のことを言います。
血栓は下肢に発生することが多く、血流にのって肺動脈に詰まると肺血栓梗塞症を合併し、突然の呼吸困難をきたす場合があります。
皆さんが聞いたことのあるフレーズとして、エコノミークラス症候群という言葉があると思いますが、これは飛行機の搭乗に伴って起こる深部静脈血栓症や肺血栓梗塞症の事を指します。

原因

血栓ができる原因は様々ですが、血流停滞や、静脈壁障害、血液凝固能亢進を起こす様々な要因(入院中や飛行機の搭乗などで長時間動かないこと、妊娠や肥満、骨折、外傷、手術後、脱水症、喫煙、ピルの内服、癌など)が挙げられます。

症状・治療

症状としては血栓ができた部位の痛みや重だるさ、片側の下肢の腫脹、表在静脈の怒張、うっ血による色調の変化などが代表的です。
なお、膝より下にできた深部静脈血栓症では無症状のこともよくあります。
問診や診察、採血検査で深部静脈血栓症を疑い、超音波(エコー)検査や造影CT 検査などで診断が確定します。
治療としては、なぜ血栓が出来たかの原因や、血栓の分布や大きさに応じて異なりますが、血液がサラサラになる注射や飲み薬を使うのが中心となります。

予防

深部静脈血栓症の予防として術後の早期離床、弾性ストッキング(弾性包帯)、間欠的空気圧迫法などが有用です。
深部静脈血栓症が心配な人や治療が必要な人は、循環器内科の受診をお勧めしますが、まずはかかりつけの医療機関にご相談ください。

 

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※PDFファイルです。
(資料提供:JA熊本厚生連)

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ミルモくんの健康情報~腫瘍マーカーについて~

腫瘍マーカーとは

腫瘍マーカーとは、がんの種類によって特徴的に作られるタンパク質などの物質で、がん細胞やがん細胞に反応した細胞によって作られます。
がんの有無やがんがある場所は、腫瘍マーカーの数値だけでは確定できないため、画像検査など、その他の検査の結果も合わせて、医師が総合的に判断します。

検査方法

腫瘍マーカーは、がん細胞の数や、がん細胞が作る物質の量が多くなると数値が高くなりますが、肝障害、腎障害、飲酒や喫煙などの生活習慣、服用中の薬、がん以外にかかっている病気などの影響により、がんの有無とは無関係に高い数値になることもあれば、がんがあっても数値が高くならないこともあります。
このように、腫瘍マーカーだけでがんの診断は確定できないため、多くの腫瘍マーカーは検査の参考の1つとして、診察や画像検査の結果などと合わせて使われており、全てのがんで特定の腫瘍マーカーが見つかっているわけではありません。

腫瘍マーカー検査が有効ながん

腫瘍マーカー検査は、がん診断の補助に加えて、治療の効果や再発や転移が無いかを調べるために行います。
肺がん、胃がん、大腸がん、前立腺がん、乳がん、子宮頸がんなどのがんでは血液検査、膀胱がんでは尿検査となります。

主な腫瘍マーカー検査の項目

CEA:主に消化器系のがんで上昇します。様々な種類のがんで上昇するので、スクリーニング検査として用います。
AFP:肝細胞がんで上昇し、肝硬変や肝炎でも見られることがあります。
CA19-9:主に消化器系のがんで上昇します。消化器系のがんの有無を診断するときに用います。
CA-125:卵巣がんやそれ以外にも婦人科系疾患、膵がんなどの病気によっても高値を示すことがあります。
PSA:前立腺がんで上昇します。

 

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