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健康情報

ミルモくんの健康情報~頭痛について~

頭痛は一般的によく見られる症状の一つで、その程度は様々ですが、多くは他に原因となる病気がない「一次性頭痛」といわれる頭痛で、生命を脅かすものではありません。
また、頭痛の中には、くも膜下出血を始めとする「二次性頭痛」、つまり何らかの病気が原因で起こる危険な頭痛もあるため、早期の診断が重要となります。

一次性頭痛について

一次性頭痛とは、原因となる疾患がなく、頭痛そのものが問題となるものをいい、主に3つの種類があります。
【 片頭痛 】   片頭痛季節の変わり目やストレスなどが原因となり、脳内の血管が拡張することで炎症を引き起こす頭痛です。
【 緊張性頭痛 】 身体や心の緊張が続くことで、血行が悪くなって起こる頭痛です。
【 群発性頭痛 】 決まった時間や決まった時期になると、集中的に起こる頭痛です。

二次性頭痛について

二次性頭痛とは、頭の中に限らず、何らかの疾患があって起こる頭痛のことをいい、原因は多種多様で、生命にかかわる場合もあるため、慎重かつ速やかに診察と検査を行うことが重要です。
また、単に一次性頭痛か二次性頭痛かの区別だけでなく、その両方がある場合もあるため、二次性頭痛の診断には頭部CTや頭部MRIなどによる画像診断が必要となります。

最後に

頭痛には様々な種類がありますが、長引く頭痛や突然の頭痛がある場合は、医療機関を受診することで、原因となる疾患を発見できる可能性があります。
また、健康診断や人間ドック受診の際に、頭部の検査が必要と言われた場合は、適切な医療機関を紹介致します。

 

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※PDFファイルです。

(資料提供:JA熊本厚生連)

健康情報

ミルモくんの健康情報~骨粗しょう症~

骨粗しょう症とは

骨粗しょう症とは、骨が弱く、もろくなり、骨折しやすくなる病気で、患者の約8割が50代以上の女性といわれています。
骨の強さと密接な関係にあるのが「骨密度」というもので、一般的に骨密度が低下すると「骨がスカスカになった状態」になりますが、骨粗しょう症が女性に多い理由として、閉経期を迎えて女性ホルモンの分泌が低下することで急激に骨密度が減り、同年代の男性に比べて早く骨密度が低くなることが挙げられます。
骨粗しょう症になると骨折が起こりやすくなりますが、その中でも一番多いのが背骨の「圧迫骨折」で、この圧迫骨折により背骨のカーブが崩れると、姿勢に変化が現れ前かがみの姿勢になり、内臓が圧迫されることで、吐き気や食欲低下などの症状が現れるようになります。

骨粗しょう症の予防

➀食生活

骨の主成分であるカルシウムだけではなく、ビタミンDやビタミンKも骨を作る栄養素で、しっかり摂取することが大切です。
カルシウムは、乳製品や大豆製品や野菜、海藻類、ビタミンDは、魚やきのこ類、ビタミンKは、緑色の野菜に多く含まれていますので、バランスの良い食事を心がけましょう。

➁運動

骨は運動により垂直方向へ負荷がかかると強くなる性質がありますので、ウオーキングやジョギングなど、普段から適度な運動を継続的に行うことが大切です。
ただし、運動に慣れてない人や高齢者が急に激しい運動をすると、ケガや事故につながるおそれがありますので、自分に合った運動をコツコツ続けましょう。

最後に

軽度の骨粗しょう症は、服薬で進行を遅らせる事が可能です。
早期発見のためにも「骨粗しょう症検診」を受診し、自分の骨密度がどのくらいなのかを把握しておきましょう。

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※PDFファイルです。

(資料提供:JA熊本厚生連)

健康情報

ミルモくんの健康情報~大腸がんについて~

大腸がんとは

大腸がんは、大腸(結腸・直腸・肛門)に発生するがんで、良性のポリープががん化して発生するものと、正常な粘膜から直接発生するものがあり、早期の段階では自覚症状はほとんどありません。日本人ではS状結腸と直腸にがんができやすいといわれています。

(大腸の構造)

国立がん研究センターによる最新がん統計では、がん罹患数(2018年)は、大腸がんが第1位、がん死亡数(2019年男女合計)では、大腸がんは肺がんに次いで第2位です。

症状

主な症状は、①血便(便に血が混じる)、②下血(腸からの出血で赤または赤黒い便が出る、便の表面に血液が付着する)、③下痢と便秘の繰り返し、④便が細い(残便感)、⑤お腹が張る(腹痛)、⑥貧血、⑦体重減少、などがあります。

主な原因

大腸がんの原因は、食生活の欧米化・たばこ(喫煙)・過度の飲酒・運動不足・肥満・遺伝などが考えられ、以下に示す3つの原因が大腸がんを引き起こす可能性として挙げられます。

予防法

病気の予防策として共通する部分が多いですが、以下の予防策をすすめます。
・肉類、加工肉などの動物性脂肪を摂り過ぎない。
・食べ過ぎを避け、脂肪分は控えめにする。
・お酒は飲んでもほどほどにする。
・たばこは吸わない。
・食べ物から適量のビタミンと繊維質を多く摂る。
・ストレスを溜めない。
・適度に運動をする。
など、日常生活で少しの心掛けを行う事で、がんに罹りにくい体づくりに繋がるといえます。

がん検診等

みなさんが年に1回は受けている健康診断で、自治体(市町村)の検診や健保組合健診で広く行われているのは便潜血検査です。
特殊な容器に2日間分の便を採って、便の中に潜む目に見えない微量の血液(便潜血)が混じっていないかを調べます。便潜血陽性の場合には、大腸内視鏡検査によって大腸がんがないか確認が必要です。便潜血検査の陽性率は約5~7%、その陽性反応が出た受診者が精密検査の結果、大腸がんが発見される確率は約2~3%と言われています。

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(資料提供:JA熊本厚生連)

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ミルモくんの健康情報~肝機能障害について~

肝機能障害とは何らかの原因で肝臓が障害を受け炎症が起こり、肝臓の細胞が壊され血液検査で肝機能の異常値を示すことをいいます。

主な肝機能障害

健康診断で指摘される主な肝機能障害として次のことが考えられます。

①ウイルス感染によるB型肝炎・C型肝炎など
②アルコール多飲によるアルコール性肝障害
③薬剤の服用によって起こる薬物性肝障害
④体重過多などの肥満の人にみられる脂肪肝

などがあり、上記原因と合わせて糖尿病・高血圧症・脂質異常症を合併している人は、重症化するおそれがあるため注意が必要です。

早期発見のポイント

肝臓には、痛みを感じる神経が無く『沈黙の臓器』と言われ、ある程度病気が進行しないと自覚症状が出ず、病気に気づくのが遅れがちになります。

肝機能障害を早期に発見するためには、人間ドックや健康診断で血液検査・腹部超音波検査を定期的に(毎年)受診することが重要であり、自分で健康と思っている人の約3割は健康診断で肝機能障害が見つかるともいわれ、健診結果で肝機能障害を指摘されたら、放置せずに必ず再検査を受けてください。

心がけたい生活習慣

肝機能障害(肝臓病)の予防には、アルコールを適量に抑え、栄養のバランスがとれた食事の習慣をつけましょう。

①健康を守るための適正飲酒量を守る。(週に2日は休肝日)
②十分な睡眠をとる。
③ストレスをため込まない。
④バランスの良い食事を摂る。
⑤運動不足にならない。
以上のことを心がけて、年に一度は人間ドック・健康診断を受診し、自分の健康状態を把握することが大切です。

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(資料提供:JA熊本厚生連)

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ミルモくんの健康情報~感染症について~

近年、新型コロナウイルス感染症の世界的流行によって、各種感染症の対策についての関心が急速に高まっております。
これから、インフルエンザの流行期(12月~3月)を迎えますので、感染予防について改めて確認してみましょう。

感染予防の基本

①こまめな手洗い

菌やウイルスは日常生活の中にたくさん隠れています。
感染する理由の多くは、ドアノブや携帯電話、おもちゃ、手すりなどに触れることによって、手に付着した菌やウイルスが目や口、鼻から侵入することで引き起こされるため、外出からの帰宅時や食事前、咳やくしゃみをした後などは、手洗いを徹底しましょう。
また、アルコールによる手指消毒は、菌やウイルスを取り除くために大きな効果がありますので、手洗いと併せて、積極的に行いましょう。

②マスクの着用

マスクは、咳やくしゃみをするときに、他の人にうつさないようにするため、口や鼻を覆う際に必要であり、自分と相手の双方がマスクを着用することで、ウイルスの侵入を抑える効果があることから、感染予防の一つとして重要です。

③予防接種

予防接種は、インフルエンザ感染症などの発症を予防する高い効果があり、また重症化を予防する効果も期待されていることから、感染拡大を防ぐためにも積極的に予防接種を受けましょう。

また、感染症にかかりにくい身体を作ることも一つの感染予防となりますが、そのためには、ヒトの体に備わっている免疫機能を高めることが重要です。
具体的に、免疫機能を高める方法として、1)適度な運動2)十分な睡眠と休息3)バランスの取れた食生活、などがあります。
以上の感染対策を改めて再確認し、一人ひとりが「かからない」「うつさない」ために、意識を高めていきましょう。

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(資料提供:JA熊本厚生連)