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  • 【飼料畑雑草】①イネ科 一覧

    メヒシバ
    イネ科 一年草
    草丈 10~80㎝  生育期 5~10月
    株を形成し柔らかい感触の葉をもち、オーストラリアなどでは嗜好性が良いことから家畜の放牧利用の草として品種改良されています。
    オヒシバ
    イネ科 一年草
    草丈 20~60㎝  生育期 4~10月
    メヒシバに比べ茎、葉とも光沢があり肉厚な感じです。
    イヌビエ
    イネ科 一年草
    草丈 60~100㎝  生育期 4~10月
    ヒエの仲間。夏場に畑が荒れてくるとイヌビエが一面を覆うことが多く、覆われると作物の生育は完全に抑制されます。
    スズメノヒエ
    イネ科 多年草
    草丈 40~90㎝  生育期 5~11月
    種子と地下茎により繁殖し、通常、畑では草高が低いので害の程度は影響ありません。
    エノコログサ
    イネ科 一年草

    草丈 20~70㎝  生育期 5~11月
    アワの仲間。穂は毛虫のような感じで、類似種にキンエノコロ、ムラサキエノコログサ、アキノエノコログサ(エノコログサよりも大型)等があります。
    ジョンソングラス
    イネ科 多年草、
    草丈 80~250㎝  生育期 4~10月
    ソルゴーやスーダングラスと同じソルガムタイプの草。このタイプの草では、ジョンソングラスだけが地下茎でも繁殖できる多年草で、河川等の堤防においてエロージョン防止のために利用されることがあります。若い時は、青酸を多く含むことがあるので給与時には注意が必要です。
    地下茎でも繁殖するため、耕起時にさらに広がります。
    チカラシバ
    イネ科 多年草
    草丈 50~80㎝   生育期 4~11月
    陽の当たる所に良く生え、大きな株を形成します。種子と地下茎で繁殖し、永年草地によく見られます。穂ののげは鋭く尖ったものであるため、放牧地では家畜が採食するとき目を傷つけることがあります。増えすぎた場合、永年草地では更新が必要となります。
    オオクサキビ
    イネ科 一年草
    草丈 40~100㎝  生育期 4~11月
    キビの仲間で、ギニアグラス等と同じ属。ギニアグラスよりやや遅れた時期に生育し、ギニアグラスより草丈は低いです。
    ギニアグラス
    イネ科 一年草

    生育期 4~10月
    牧草として利用されるが、種子落下により、トウモロコシ畑等で雑草化することがある。
    キンノエノコロ
    イネ科 多年草
    生育期 5~10月
    エノコログサの類似種で、穂が金色なので簡単に見分けがつく。
    チガヤ
    イネ科 多年草
    生育期 4~11月
    開花期には絹のような白い帆を出す。
    ↑左・・・地下茎から成長
    ↑右・・・種子から成長
    右下・・・裁断された地下茎によって圃場を覆いつくすこともある。
    出典: 熊本県飼料畑雑草ハンドブック