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健康情報

ミルモくんの健康情報~肝炎ウイルス検査について~

肝炎ウイルスの種類

肝炎を引き起こすウイルスは、A型からE型がありますが、日本人に多く見られるのがB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスへの感染です。
ウイルスが原因で肝炎を発症し、慢性肝炎へ進行すると、やがて肝硬変や肝臓がんに進行することがあり、肝炎ウイルスは肝臓がんの最大の原因とも言われています。

肝炎ウイルス検査が勧められる人

B型肝炎ウイルスは血液や体液を介して感染し、C型肝炎ウイルスは主に血液を介して感染しますが、次のようなリスクに当てはまる方は、一度は肝炎ウイルス検査を受けられることをお勧めします。
【B型肝炎のリスク】
□ 過去の集団予防接種の際に、注射器の連続使用が行われた
□ パートナーがB型肝炎のキャリアである
□ B型肝炎ウイルスに感染している母親からの感染(母子感染)に対して、適切な予防措置を講じなかった
【C型肝炎リスク】
□ 1992年(平成4年)以前に輸血を受けた、または大きな手術を受けた
□ 不衛生な状態で、入れ墨(タトゥー)を入れた、ピアスの穴をあけた
□ C型肝炎感染者とカミソリや歯ブラシ等を共有した

どこで検査が受けられる?

肝炎ウイルスの感染経路は様々で、本人の自覚症状なしに感染している可能性があるため、肝炎ウイルスに感染しているのかを知っておくことも大切です。
感染対策がされている現在では、肝炎ウイルスへの感染は、常識的な日常生活をこころがけていれば、ほとんど無いと考えられていますので、肝炎ウイルス検査を受けたことがない場合は、一生に一度は肝炎ウイルス検査を受けることをお勧めします。
肝炎ウイルス検査は、地域の保健所や指定の医療機関で受けることができますが、お住まいの市町村での住民健診でも受けることができる場合もありますので、それぞれの窓口にお問い合わせください。

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※PDFファイルです。

(資料提供:JA熊本厚生連)