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健康情報

ミルモくんの健康情報~骨粗しょう症~

骨粗しょう症とは

骨粗しょう症とは、骨が弱く、もろくなり、骨折しやすくなる病気で、患者の約8割が50代以上の女性といわれています。
骨の強さと密接な関係にあるのが「骨密度」というもので、一般的に骨密度が低下すると「骨がスカスカになった状態」になりますが、骨粗しょう症が女性に多い理由として、閉経期を迎えて女性ホルモンの分泌が低下することで急激に骨密度が減り、同年代の男性に比べて早く骨密度が低くなることが挙げられます。
骨粗しょう症になると骨折が起こりやすくなりますが、その中でも一番多いのが背骨の「圧迫骨折」で、この圧迫骨折により背骨のカーブが崩れると、姿勢に変化が現れ前かがみの姿勢になり、内臓が圧迫されることで、吐き気や食欲低下などの症状が現れるようになります。

骨粗しょう症の予防

➀食生活

骨の主成分であるカルシウムだけではなく、ビタミンDやビタミンKも骨を作る栄養素で、しっかり摂取することが大切です。
カルシウムは、乳製品や大豆製品や野菜、海藻類、ビタミンDは、魚やきのこ類、ビタミンKは、緑色の野菜に多く含まれていますので、バランスの良い食事を心がけましょう。

➁運動

骨は運動により垂直方向へ負荷がかかると強くなる性質がありますので、ウオーキングやジョギングなど、普段から適度な運動を継続的に行うことが大切です。
ただし、運動に慣れてない人や高齢者が急に激しい運動をすると、ケガや事故につながるおそれがありますので、自分に合った運動をコツコツ続けましょう。

最後に

軽度の骨粗しょう症は、服薬で進行を遅らせる事が可能です。
早期発見のためにも「骨粗しょう症検診」を受診し、自分の骨密度がどのくらいなのかを把握しておきましょう。

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※PDFファイルです。

(資料提供:JA熊本厚生連)