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健康情報

ミルモくんの健康情報~がん検診のすすめ~

『がん検診の目的』
 がん検診は、がんを早期発見し、がんによる死亡を減らすことを目的としています。
現在、死亡原因の第一位であるがんは、医療の進歩により早期発見・早期治療が可能になりつつありますが、厚生労働省では、受診率50%を目標にがん検診を推進しており、各市町村でがん検診が実施されています。

『推奨されているがん検診』
 〇胃がん検診…バリウムを使用した「胃部X線検査」、または「胃内視鏡(胃カメラ)検査」で行われます。
 〇子宮頸がん検診…視診、内診、および子宮頸部の細胞を採取する『細胞診検査』で行われます。
 〇肺がん検診…レントゲンによる『胸部X線検査』と、『喀痰細胞診(50歳以上で1日の喫煙本数×喫煙年数が600以上の方)』を組み合わせて行われます。
 〇乳がん検診…レントゲンによる「乳房X線検査(マンモグラフィ)」で行われます。
 〇大腸がん検診…便中の血液を調べる「便潜血検査」で行われます。

◆対象年齢や実施期間、検査内容については各市町村によって異なりますので、お住いの市町村のホームページや広報誌にて確認しましょう。

『なぜ、受診が必要なのか』
がん検診を定期的に受診することにより、がんを早期発見することが可能となりますが、がんになる前の病変(子宮頚部異型上皮や大腸ポリープなど)で発見されることもあり、早期治療することでがんになることを防ぐことができます。
しかし、何年も受診していなかったり、自覚症状があらわれてから受診した場合、がんが進行している可能性があり、進行度によっては治療ができない場合もあります。
がん検診で『異常なし』と判定されたら、ひとまずは安心ですが、一生を安心した生活を送るために、定期的にがん検診を受診しましょう。

 

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※PDFファイルです。

(資料提供:JA熊本厚生連)