ピンクリボン運動/らくのうマザーズ

らくのうマザーズは「皆様と社会の健康を創造する乳業ブランド」としてピンクリボン運動に賛同し、乳がん啓発運動を応援しています。

ピンクリボンとは…

乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを伝えるシンボルマークです。

乳がんとは…

自分で見つけることもでき、早期に発見されれば90%以上が完治するといわれています。乳がんは「勝てるがん」です。

ピンクリボン運動について

 ピンクリボン運動とは、乳がんの正しい知識を広め、定期検診による早期発見を促し、意識を高めることなどを目的として行われる世界規模の啓発キャンペーンです。
 今や乳がんは日本女性の約16人に1人がかかると言われている身近な病気です。死亡率も年々増加しており、2011年には12,731人の女性が乳がんで命をなくしています。(※)

 シンボルであるピンクリボンの由来についてはさまざまな説がありますが、まだ乳がんについての研究が浅かった1980年代のアメリカで、乳がんで亡くなった患者の家族たちが「このような悲劇が繰り返されないように」との願いを込めてピンクのリボンを製作したことから始まったとも言われています。

 らくのうマザーズではこのピンクリボンをきっかけに乳がんのことやその早期発見・早期治療の大切さをより多くの方に知ってもらい、検診を受けていただくことで「大切な貴女と家族の笑顔を守って」いっていただければと考えています。

※ 厚生労働省 人口動態統計(2012年9月6日発表)

教えて、みわ先生!!

 NPO法人ピンクリボンくまもとを立ち上げ、熊本でのピンクリボン運動を通じて乳がんの「早期発見・早期診断・早期治療」の大切さを訴えていらっしゃる秋月美和先生。そんな美和先生に乳がんについての素朴な疑問をぶつけてみました。

Q1熊本でピンクリボンの取り組みをしようと思ったきっかけは何ですか?

A1これまでも名古屋や福岡で取り組みに参加していて、準備を整えてから地元熊本で始めました。
 乳腺外科医として何ができるかを考えた結果、乳がんについて正確な知識を持ってもらい、検診を受けていただくことで、ひとりでも多くの熊本の女性を、乳がんで亡くしたくないと思いました。
 乳がんに罹る人は、女性のがんでは熊本でも第1位。他地区に比べて熊本が乳がん患者が多いというわけではありませんが、「全国で一番少なく」を目指したいと思います。

Q2どのくらい進行した時点で自分が乳がんであることに気づく方が多いのですか?

A2以前に比べて減りましたが、まだかなり大きくなったり、皮膚を破った状態になってから来院される方もいます。そのうち…と思っている間にひどくなって、怖くて受診できない人もいます。
 触ってもわからない、検診でしかわからない0期の方は乳がん全体の約1割ちょっとです。

Q3出産した人としていない人とでかかり易さに差はありますか?

A3妊娠中は女性ホルモンに曝されません。そのため未経婦は多産婦に比べて乳がんになる率は3倍です。実際未婚の女性に乳がんは起こりやすい。30歳を超えた出産もリスクは上がります。

Q4乳がんになりにくい食生活や防ぐ方法はありますか?

A4肥満に気をつける、適度の運動をする。喫煙はよくありません。家族歴など乳がんになる危険性が高い方は、女性ホルモンの補充療法には気をつけましょう。
 毎月の定期的な自己触診は、乳がんになるのを防ぐことはできませんが、乳がんで命を落とすことを防ぐことはできます。

Q5乳がんは自分で見つけることもできるそうですが、自己診断の方法を教えていただけますか?

A5「つかまず優しく 月1回!」です。

■ 20歳を過ぎたら月1回、月経後や月初めなど日を決めてお風呂でセルフチェックをしましょう。
CHECK1
石けんやボディーソープを手につけて、10円玉大の「の」の字を書くように指を動かしましょう。わきの下から乳首までていねいに。しこりや堅い部分はありませんか?
CHECK2
乳房や乳首を絞ってみましょう。分泌物はありませんか?
CHECK3
鏡の前で腕を高く上げてみましょう。ひきつれやくぼみ、乳輪の変化、乳頭のへこみなどはありませんか?
(NPO法人ピンクリボンくまもとパンフレットより 監修:みわクリニック院長 秋月美和氏)
Q6これからどのように活動を広げていきたいですか?

A6取り組みをはじめたころに比べると、手応えは感じています。「大切な人の笑顔を守るために…」 これからもピンクリボンの輪を広げて、がんばっていこうと思います。
 同時に医療者として、常に正確な診断技術と最新の治療を心がけて、研鑚することも大切だと考えています。

ピンクリボンの活動

ピンクリボン点灯式

鶴屋百貨店のライトアップ

 平成24年10月1日(月)午後6時より、鶴屋百貨店のサテライトスタジオにおいて「平成24年ピンクリボン点灯式」の式典が行われました。(主催:NPO法人ピンクリボンくまもと)
 その後、熊本市現代美術館のバルコニーに場所を移し、鶴屋百貨店のライトアップを見守りました。
 らくのうマザーズがピンクリボン運動の応援をはじめて3年目。徐々にピンクに染まっていく幻想的な様子を眺めつつ、ひとりでも多くの方が“勝てるがん”である乳がんで命を落とすことがないようにとの思いを新たにしました。(鶴屋百貨店のライトアップはピンクリボン月間である10月末まで行なわれます)

感謝状授与

表彰式の様子パッケージにもピンクリボンのデザインを。

 平成22年10月1日(金)、熊本市現代美術館のバルコニーにて「ピンクリボン点灯を見守る会」が行われました。(主催:NPO法人ピンクリボンくまもと)
 式典では熊本におけるピンクリボン運動を取り巻く状況やその活動の報告、熊本赤十字病院様とらくのうマザーズへの感謝状の授与等がとり行われました。
 また、ピンクリボンに関する呼びかけを掲載したらくのう牛乳のパックも初披露されました。

小鴨由水さんと歩こう!!ピンクリボンくまもとハッピーウォーク

表彰式の様子パッケージにもピンクリボンのデザインを。パッケージにもピンクリボンのデザインを。

 平成22年10月11日(月)の午後1時より「小鴨由水さんと歩こう!!ピンクリボンくまもとハッピーウォーク」が行われました。(主催:NPO法人ピンクリボンくまもと)
 熊本城二の丸公園を出発し、下通・上通からゴールの蓮政寺公園までの約3km、ピンクの風船を配りながらたくさんの方にピンクリボンのメッセージを伝えていくことができました。
 準備体操代わりの「くまモン体操」もとても楽しく、盛り上がりました。
 小鴨さんは次のロンドンオリンピックを目指されているそうです。みんなで応援していきたいですね。

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