ミルクの成分とはたらき~たんぱく質編~

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たんぱく質

たんぱく質について

牛乳には、とても良質なタンパク質が豊富に含まれています。なぜなら体の中では合成されない必須アミノ酸を含む19種類のアミノ酸がバランスよく構成されているからです。タンパク質は血や肉、骨や皮膚、髪の毛にいたるあらゆる細胞を作る大事な栄養素ですが、ホルモンの生産や免疫物質などにも関わっています。牛乳のタンパク質の多くはカゼインと呼ばれるものです。

米を主食とする日本人の食生活では、必須アミノ酸の「リジン」や「スレオニン」が不足しがちなので、それらを含む牛乳を食事に取り入れることにより、栄養価を高めることが出来ます。(※必須アミノ酸:身体の中で合成されません。食物からバランスよく摂取する必要があります。)

アミノバランス

たんぱく質の栄養価は必須アミノ酸のバランスによって決まるという、「桶の理論」というものがあります。例えば理想的なアミノ酸組成を持つ牛乳の桶では、桶のふちいっぱいまでたんぱく質としての栄養がたまりますが、精白米では桶板が最も低い「リジン」の高さまでしか水がたまらず、他のアミノ酸は有効利用されずに流れ出てしまいます。 つまりアミノ酸はこれら必須アミノ酸をバランスよく摂取することで、栄養が十分に吸収されているんですね。

「桶」の理論

出典:J-milk 中央酪農会議

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