ミルクの成分とはたらき~脂質編~

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脂質

牛乳の脂質は乳脂肪といわれます。微細な脂肪球(ホモゲナイズ後は1ミクロン以下)として小さな脂肪球の形で1ミリリットル中に20~60億個も分散しており、消化吸収がよいといわれています。体内のカロリー源として利用されるだけではなく、人が食物の中から必ず摂取しなければならないリノール酸等の必須脂肪酸を含んでいます。脂質はエネルギー源として元気をくれますが、その構成要素は体のすべての細胞やホルモン、胆汁酸などに必要です。またビタミンA・D・Eの吸収や貯蔵、神経の働きにも深く関わっています。

牛乳のコレステロールについて

牛乳に含まれる脂質(乳脂肪分)のために、コレステロールの上昇や肥満を心配して飲まない方がいると聞きます。牛乳の乳脂肪分は100gあたり約3.8g、エネルギーは約67kcal、コレステロールは約12mg程度です。コレステロールの許容量は健康な人で1日300~500mgです。牛乳は良質なたんぱく質・カルシウム・各種ビタミンを豊富に含んだ食品です。わずかなコレステロールや脂質を気にして控えると、かえって健康と活力を損なうことになります。

コレステロールの含有量

五訂日本食品標準成分表

出典:五訂/中央酪農会議

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