ミルクの基礎知識

見る・知る・学ぶ

ミルクとヒトの歩み

ミルクは、哺乳動物が自分の子供を育てるために、その動物が自ら生産できる唯一の食料です。 人間が他の動物のミルクを利用し始めたのは、今から、およそ1万年前といわれています。まず羊や山羊の肉を獲得するために家畜化して、やがてミルクを利用し始めたといわれています。

ミルクとヒトの歩み気温の高い中近東やインドなどの地域では、ミルクは腐りやすく、最初は神への捧げものになり、そして、王族や貴族の限られた貴重な飲料だったといわれています。アラブ系の遊牧民の場合は、羊を殺さずに栄養価の高い羊のミルクだけ利用することを、長い遊牧生活から自然に発見したといわれています。乳脂肪のクリームはバターに、残った脱脂乳は自然に酸はっ酵させたヨーグルトに、そしてチーズの原型になった固い保存食の「ジャミード」などに活用しました。このミルク文化は、西アジアの広大な草原で遊牧民によって生まれ、現在でも続いています。 その後、牧畜の発展とともに、ヨーロッパ、アフリカ南部、インドへとミルクの利用は次第に広がっていったのです。 一方、日本や中国では、家畜をたくさん飼う土地が狭いなどの理由から、田畑を耕す労働力で2~3頭だけを飼うのみで、ミルクの利用は限定されていたようです。

牛乳と栄養

最近は健康に対する意識が高く、機能性健康食品などの市場は伸びる一方です。

また、テレビや雑誌で「○○に効く」という報道がされるとその食品が店頭から無くなってしまうというのもよく聞く話ですよね。確かにそれぞれの機能性食品や食べ物にはいろいろ良い部分があります。 しかし大事なのはバランスです。栄養価はもちろん相乗効果による働き、全てがバランスよく整って初めて私たちの健康を支える食品といえるのです。牛乳は栄養たっぷり。何も手を加えない自然のままでそれぞれの成分が相乗効果を発揮しているんです。

牛乳の成分と機能性

牛乳の栄養成分(100g中)

出典:J-milk

このページの先頭へ